まじろ帖

日々のこと。

映画

ゴジラ

この前シン・ゴジラを観に行った時、ゴジラの第一形態があまりにダイアナに似ていて、もうダイアナにしか見えなくなってしまい、だからダイアナがいじめられているような気がして涙が出たし、お腹も痛くなった。でも確かに無人在来線爆弾はかっこよかった。 …

映画館

観たかったジャングルブックの実写版がちょうど上映されていたので、ホテルの近くの映画館へ。午前中は6.7ユーロで観ることが出来るので、安いなぁ。子供たちに混じって初フランス映画館を楽しんできた。フランス語吹き替えなので、会話は半分もわかったかど…

女でも男でも

なんだかクリスマスみたいな夜だ。ユークとショッピングモールの映画館でキャロルを観た。とてもいい映画だった。じんわりと体全部に満足が染み渡るみたいな映画。ケイト・ブランシェットがマティーニのオリーブを食べるところが美しすぎて息が止まりそうだ…

シャーロック

楽しみにしていたシャーロックを観る。コナン・ドイルの時代だけど雰囲気は現代版彼らのままで、なのに背景も衣装もゴージャスでとても素敵だった。ちゃんと現代に話がつながっているのも良かったし。でもカンバーバッチのシャーロックはやっぱり髪がくるく…

土曜日

今週のフランス映画。ニコラのちょっと困り顔と青い眼が可愛い。魔法瓶にいれた白湯をちびちび飲みながら過ごしている寒い土曜日。晩ご飯は鍋にしよう。

トランプ

ユークの仕事のあと、待ち合わせて映画を観た。イタリアの景色が見たいとユークが言うので「天使が消えた街」。実際にあった殺人事件をベースにした映画で、シエナの街の石畳が続く古く重い道が美しかった。終盤、判決がくだったあと、遺族の悲しみに焦点が…

今日は水曜

「さよなら、人類」を観た。 仕事でくたくたで映画館に着いたので、途中で寝てしまうかも、と思ったけれどそんなことはなく、顔色の悪い奇妙な登場人物たちを興味深くずっと眺めていた。どんよりと曇った景色、薄暗い室内、人々の少ない台詞と絶妙な間の取り…

ロマンデュリスが

休日出勤のユークと待ち合わせて銀座で「彼は秘密の女ともだち」を観た。小雨の降る日曜の夜、映画館はがらがらで私たちはまったく人のいない二階席から一階席をぼんやり見下ろしていた。ロマンデュリスが、痩せて異様にスカートの似合う男になっていた。歩…

子どもだけじゃない

バケモノの子を観た。 とてもいい映画だった。青空のスクランブル交差点版も良いけれど、一番最初のこの夜バージョンも好き。成長を見守るというのは、どうしてこんなにくすぐったいんだろう。嬉しいことや腹が立つこと悔しいことも楽しいことも何もかもを吸…

マッドマックスへの愛が

マッドマックスをどうしても4DXで観たかったので一人で平和島のシネマサンシャインへ行ってきた。1本早いバスに乗れたおかげで、朝9時過ぎには映画館に到着。まだオープンしていなくて4階に上がれなかったので、途中階から非常階段を昇って行ったら、私と…

爽やかに官能的

週末、有楽町のフランス映画祭に行ってきた。 今年は「ボヴァリー夫人とパン屋」を観る。主演女優のジェマ・アータートンがあまりに綺麗なのでぼーっとしてしまった。「文学好きのパン屋の主人の妄想と現実が入り交じり…」という説明に、どろっとした話を想…

淡々と季節を

ユークと海街diary を観てきた。海も桜も色が薄く、じんわりと溶けたような柔らかい景色がとても綺麗だった。 歳をとるごとに姉妹に憧れる。 煩わしいこともあるだろうけれど、でもやっぱりうらやましい。 夏帆みたいな妹が欲しい。 花びらを集めたり貝を拾…