2015-09-18 雨も、 日常 悪そうな猫が我が物顔でバイクに乗っている。かっこいい。天気の悪い朝、まだ薄暗い店内でオープンの準備をするのが好きだ。 「暗くない?明るくしたら?」 と誰かが声をかけてパチパチッと店内の電気をつけてしまうまで、私は輪郭のぼんやりした部屋のなかを静かに一人で味わっている。繭の中というのはこんな風だろうか。 ほんのりと明るい。雨も、ここまでは入ってこない。