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まじろ帖

日々のこと。

たった

窓から夕方の光がたっぷりと射し込んで「眩しい」と言って笑った。

冬の風が吹く乾いていて眩しい外の世界を、暖かい場所から眺める。

たったそれだけのことだ。

たったそれだけのことだけれど、眺めるという時間も並ぶ距離も許されている。 

それは、贅沢なことだった。

願っても叶わないというのは、想像よりいつもちょっと重くてでも本当は知っていた。

諦める心の準備を。

 

いいものでありたいなんて、とっくにもう思っていない。

願っても叶わない。