同じ分量のポテト
お腹がぺこぺこだと、こんなピザを一枚ぺろりといけてしまう。
ユークは途中で無理だとあきらめかけたけれど、私の食べっぷりに「負けられない」と思ったらしい。
夜までずっと「お腹いっぱい…」と言い続けていた。
でも今日のメインは、L'ENTRECOTEというレストラン。
お昼のピザでお腹いっぱいなんて言っていられないのだ。
なぜならこのレストランのメニューはひとつのみ。
だから入店して席に通されたらメニューはなく、焼き方とそれから飲み物を聞かれるだけだ。
そして運ばれてくる胡桃とレタスのサラダ。
その後、こちら。
案外少なく見えるお肉、実はこんな風に別のお皿にのせられて下には火のついたろうそくが置かれ、温かい状態のものが横に待機している。
そしてこの山盛りのポテト、食べ終わるころに「おかわりは?」と聞かれるのだ。
「Oui」と答えるが早いか、最初と同じ分量のポテトがどーん!
ユークは目を白黒させていた。
ガイヤックの美味しいワインとお肉とたっぷりのポテト。
秘伝のソースがとても気になる。バター、香草・・・?
レストランは広く席数もとても多いのだけれど、この日は夜遅くまで混んでとても賑わっていた。