朝の月を見た。今朝はあまり寒くなく、ユークを見送りに玄関のドアを開けてもぴんとした風は吹き込んでこなかった。あとほんの数分もすれば跡形もなく消えてしまう丸い月が惜しくて、ユークがエレベーターに乗って行った後もしばらく立って見ていた。
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