とても好きな曲を、初めて聴いたのがいつだったのか、ふとした瞬間に思い出す。車の助手席で、冬に近いある日の夕方、到達点のない恋愛の終わりにもちょうど近い頃だった。こんな曲を聴いたこともいつか忘れるんだろう、と思いながら私は窓の外で赤く色を変…
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