ツツジの色の分かれ目のところはいつ見てもかっこいい。小学生くらいの頃、ツツジを摘んで後ろから蜜を吸いながら歩いていた。蜜が大好きなような気がしていた。くまのプーさんを読んでいたからかもしれないけれど、ハチミツに過剰な期待を持っていた。とろ…
冬に、じいちゃんの機嫌が良かったとき「オオママと話したら?」と言ってママが携帯を渡した。「ふんふん。ふん。」 とそれらしく相づちを打ってはいるけれど、本当は全然聞こえていなかったらしく電話を切ったあと、 「さっぱりわからんな」と笑っていた。…
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