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まじろ帖

日々のこと。

ぬるく

日常

今年の夏は散々だったというのにいざ終わるとなると寂しく思えたりする

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 チェリオは甘くて、飲みきれなかった。

ぬるくなっていくので嫌だったけれど、初めの一口は信じられないほど冷たくて美味しかった。

楽しいことのすべてが凝縮されたみたいだったので、この先も大丈夫だと思った。

一週間

一週間、何をしていたかと言うと来る日も来る日も「パン」なのでした。

勤めているパン屋さんの催事で販売をし、週末に受けるパンの試験勉強(まだテキストに線をひいている段階)をし、催事に出店している他のパン屋さんをちょこちょこ見に行ってはレーズンパンやらレモンケーキやらスコーンやらを買って食べ、デパートという場所がいかにはっきりと外から遮断された世界なのかを9階の社員食堂の窓から晴れた空を見て思ったりしていたら一週間は本当にあっという間で、まず私は今日がもう9/8だということにとてもびっくり。

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まりちゃんは、いつでも変わらず強そうに歩いている。
秋がくるね。

好きそうな部分

日常

ダイアナの誕生日だったので、プレゼントにダイアナが好きそうな部分がいっぱいついたおもちゃを買う。

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楽しそうに遊んでいたけれど、きっと一心不乱に噛みちぎってそしてそのあと無邪気に「あれー?」という顔をするんだろう。

どうしてこんなことに?と心底思うんだろう。

日常

リビングの壁の青はこの一年ですっかり馴染んだように思う。

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切り取った新聞や地図やメモをぺたぺたと貼ってあるので、家の壁はいつも騒がしい。
でも、賑やかなのは悪くないと思う。

パーティー

日常

誕生日パーティーの後みたいな色とりどりの静けさが路地裏に落ちていた。

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「見て。可愛いね」
とふりかえり、それから午後の空が暗い雲でいっぱいになっていることに気がつく。

パーティーはちょっと疲れるから。
周りがどんなふうに褪せていったのか、ちゃんと見ていたはずなのにどうしても思い出せない。

夜の公園

日常

夜、近所の公園で花火をする。
大きなスーパーの入口の端でごっそりまとめて売られていた安くてカラフルで目を背けたくなるような、花火。

小雨がぱらついてのぼる煙のスピードは遅く、やけに白くはっきりとしていた。
煙はいつまでもその場に残って見えた。

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線香花火に火を点けてじっとしていると
「花火、またしようね」
と上から声がした。
少し離れた河川敷からは打ち上げ花火の音が流れてくる。

出来ることと出来ないこと、
しても良いこととしてはいけないこと、
私の境界線は煙みたいにぼやけてしまう。

「トウモロコシが食べたい」
と言うと、
「もうそろそろ終わりだよ」
と笑われた。
つまらなくなってトウモロコシ!トウモロコシ!と少し大きな声を出す。

夜の公園で。夫と。