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まじろ帖

日々のこと。

じいちゃん

日常

じいちゃんが、ぐっと年をとった。

体に悪いところはなく、ご飯もゆっくりとだけれど完食出来るし、会いに行くと「おぉ」と嬉しそうに笑ってくれたりするけれど、でもじいちゃんの生命の光(みたいなもの?)はこのところずいぶん静かになったと思う。悲しいとか寂しいとはまったく別の場所で動く何かがある日ふわりとじいちゃんを連れて行ってしまうんだろう。後悔や未練のない別れなんてこの世界にはひとつもないと思うしじいちゃんと離れるのはとても嫌だけど、でもじいちゃんが生きてきた時間に途中から加わることが出来た私が幸せ者だということだけはよくわかる。

「じいちゃん」

と呼んで手をつなぐと、窓の外を見ながら

「いい天気だな」

と頷く。

もうすぐじいちゃんの誕生日だ。
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日常

午後から降り始めた雨はどんどん強くなり、映画館を出た頃には、とても寒くなっていた。

「ハンバーガーを食べようよ」

とユークがめずらしいことを言うのでSHAKE SHACKへ行く。

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静かに鈍く光る雨が綺麗。

午後

日常

見上げた空の先をぐんぐんと飛行機雲がのびていく。

上空の空気が冷たくて…とか、風が…とか思い出しながら、冬の寒い日、息が白いねと笑ってはーっとするのと同じ同じと一人頷いて、サンドイッチをかじる。

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私の午後と君の午後は、なんて遠い。

 

ユークが春のフランス行きのチケットを取った。

なんてつまらないことは

日常

少し熱っぽいなと気がついたとたん、体がことんとスイッチを切ってしまう。

眠いの何も考えたくないの眠れないの頭が痛いの。

子どもみたいにぐずりそうだ。

職場でオープン記念にたくさん届いた花を分けてもらい、持ち帰る。

ユークがいくつかのコップやグラスや瓶に花たちをそれぞれ生けなおしてくれた。

エンゾと山椒が嬉しそうに寄っていく。新しいものが、猫たちは好きだ。

「綺麗だね」と言う。

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枯れていくのを見たくないなんてつまらないことは言わない。

今日は昨日の

日常

年が明けた。

子供の頃は、もっとすごくワクワクして0時まで起きていていいなんて信じられない!と思いながら待っていた気がする。

年が明けたら去年までのモヤモヤが急にぴーんと清算されたり、すごくいい自分になれていたりするんじゃないかって。 

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でもやっぱり今日は昨日の続きだった。

いいことも悪いこともみんなそのままついてくる。

第一、明日がらりと何もかもが変わってるなんて気持ちが悪いし。

今年もちゃんと歩きたい。

海まで

旅行 日常

今年も下田の海を見た。

日の出を見たいとユークが言うので5時半に起きて車に乗り、海まで行った。近くのコンビニでホットコーヒーを買い、砂浜で日の出を待つ。

「寒いね」

と言ったり

「でも風がないからちょっと楽」

と言ったりする。

「船がいるね」

と言って頷く。


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こういうふうに一年が終わるなんて想像もしていなかった。

クリスマスにケーキ

日常

クリスマスにケーキを焼くよ、と言うユークの気持ちが嬉しいのであって、ホールまるまる一個のケーキを私たちが食べきれるわけがないのだけれど、でも生クリームに私の好きなベネズエラのラムをいれていいと言うので、もっと嬉しくなる。f:id:urimajiro_o:20161226211000j:image