まじろ帖

日々のこと。

紫陽花の下

思わず息をひそめてしまう。
綺麗なものは、存在しているただそれだけで周りの温度を確実に変えている。

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紫陽花が今年はあまりに美しく咲いているので、私は彼らを見かける度に足を止め、写真を撮り、いつかもし私が人を殺すようなことがあったとしたら、紫陽花の下に埋めようなんて思ってばかりいる。