まじろ帖

日々のこと。

灯りが消えるように

職場の知り合いの子どもから、オカメインコの指輪をもらった。

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なかなか可愛らしい。

あまりに暑いので、ついに日傘を買った。
こんなに楽になるならもっと早く使えば良かったと思って呆気に取られる。

プランターのプチトマトが赤々としてきた。
明日辺りもいでも良さそうだ。
トマトの葉に一週間ほど前からバッタがついていて、見つけた瞬間はびくっとしたけれど、可愛い緑色だしまぁいいやとそのままにしておいた。今朝になってバジルの陰で死んでいるのを見つけてしまい、胸がしんとした。

何も見なければ、こんな気持ちになることもないんだろう。友達の旦那さんは、辛いニュースやテレビ番組に耐えられないのだそうだ。
「まるものおきてってあったじゃない?ドラマ。あれの中で芦田愛菜ちゃんに「まるもなんて大嫌い!」って言われてるシーンでもう悲しくなっちゃうんだって」
と友達が言い、その時は
「あはは!Rくん繊細すぎる!」
とその場にいた皆して笑って聞いていたけれど、時々ふっと灯りが消えるようにして悲しくなることって本当はあるよね。

朝だというのにベランダはもうすでにじっとりと暑く、トマトは真っ赤だ。

バッタにせめて土をかけてあげなければいけなかったんじゃないか。

私はつい目をそらしてしまった。
ベランダが怖くなった。