色褪せて
すっかり忘れていた「しあわせはどこにある」のことをサイモン・ペッグ好きの方のブログを読んで思い出せたので、行ってきた。
「幸せをさがして
愛をさがして
きみにもどる旅」
というコピーが日本版のポスターにばーんと出ているので、エンディングの想像はつくのだけれど、そこまでの過程をゆっくり一緒に楽しむのがこの映画なんだと思う。
ヘクターがノートに書き留めるイラストが可愛い。
色褪せているけれど十分にカラフルな旗がチベットの青い空を彩るのがとても綺麗だった。
なかなか前に踏み出せない人の一歩は偉大。
一番好きだったのは「話を聞くことは愛を示すこと」というメモを書いた時のエピソード。
あとはサイモン・ペッグが犬を撫でる時の手。
犬を好きな人の手だ。