2015-06-12 たてがみの長い 日常 いいライオンがひなたぼっこ。時々、朝目が覚めて「あれ、泣いていたのか」と思うことがある。 気づくと左側の目からだけ涙が流れていて、でもどんな夢だったのかは何もわからない。そういう朝はぽっかりとした気持ちでお茶を飲む。そんなとき、いつもこのライオンのことを思い出す。 瞳孔が開いたみたいに明るい表情の、たてがみの長い、小さなライオン。 寄りかかりたい。眠り直したい。