まじろ帖

日々のこと。

唇が時々しょっぱく

長い長い階段の先には何があるんだろう。
光の中に溶け込む背中を見ながら思った。

下から写真を撮っているのがもったいなくなってカメラをしまった。


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海の匂いがとても強くて唇が時々しょっぱくなった。

すれ違う小さな子供は「こんにちは」としっかり挨拶をしてくれる。

何匹かのいかにも気まぐれな様子の猫たちがたったたったと塀の上を歩いていった。