まじろ帖

日々のこと。

花粉症

日本を出るとき「花粉症の薬はいらないかな」と思い、持って来なかったのが悔やまれる。

海外でくしゃみ鼻水、喉のイガイガとくればそれは風邪だとずっと思っていたし、実際私はよく風邪をひくので、風邪薬や頭痛薬、喉の薬などはたくさん持っていたのだけれど花粉症の薬は置いてきてしまったのだ。

なんだったら日本にいる時よりもひどい勢いのくしゃみ、鼻水、喉のイガイガ、目の痒み。

昔、オーストラリアでもそういえば目が痒くなってくしゃみが出て「きっと花粉ね」と上司に言われ「コアラの花粉ですかね」とつい返事をしてしまい、ぽかんとされたのを思い出す。

そんなことはどうでもよく、これは絶対にフランス版花粉症デビューだ!


ふわふわふわふわ飛ぶ綿毛。
それがたまって、道にはこんなふうに綿毛の布団みたいなものが出来上がっている。

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調べてみないとわからないけれど、たぶんこれが原因だと思う。

街中に咲いている。咲き誇っている。

マロニエだ!

マスクをしているような人はほとんどいないけど、フランス人は、花粉症にならないんだろうか。

日本だったらみんな一斉にマスクをつけるくらいのふわふわが舞っている。

そういえば、日本人旅行客をあまり見かけないけれど、アヴィニョンで一組の親子旅行の人たちとすれ違った。

お母さんと娘さんが長い二の腕までの日焼け止め防止手袋をはめて大きなつばのついた帽子をかぶっていたのですぐに日本人だとわかった。私は今回の旅行で日焼け対策をほとんどしていなくて(朝、出かけるときに一度日焼け止めクリームをべべっと塗りたくるだけ)、2回に1回は塗り忘れる足の甲はもうパンダみたいにくっきり色分けされているし、首の後ろだってわかったもんじゃない。

あーあ。