まじろ帖

日々のこと。

あるはずの

街の真ん中にぽんとメリーゴーランドがある。
缶ジュースを飲みながら(ユークはチェリーコーク。私はあればパナシェ。なければピーチアイスティー)眺めていると、小さい子どもたちはよく乗っている。大人はほとんど乗らない。

子どものころ、私はあまりメリーゴーランドに乗りたがらなかったと思う。なんだか恥ずかしかった。

ちらりと見えた看板によれば、たぶん料金は2ユーロだ。

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上下する馬にまたがって子どもたちは楽しそうに手を振っている。

結構なスピードじゃないかと思う。
あんな風にくるくると世界が回って気持ち悪くはないんだろうか。

一周して戻ってきた時、そこにあるはずのものが何もなかったりはしないだろうか。