まじろ帖

日々のこと。

鴨は、木の

散歩していたら鳩を集めているおじさんがいた。
木でできたモビールのようなものを売っていて、その横でパンくずか何かをささっと撒いては熱心に鳩を集めている。

f:id:urimajiro_o:20150503023700j:plain

モビールは、カモメとかニルスみたいな男の子が乗っているのとかいろいろ種類があって紐をひくと翼がふわーっと動く仕組みになっていた。ものすごく気になったものの、値段の安いものでもないしかさばるしなぁ、とあきらめる。

カフェでお茶を飲んだあと、もう一度通りかかったら雨が降り始めていたせいもあって、おじさんはもういなかった。

やっぱりさっき買えば良かったなぁと何度も思いながら、ホテルに帰る。


その後、21時ころにもう一度ミラボー通りを歩くと、鳥おじさんがいた!
雨もやんだし観光客の多い通りなので、また売ることにしたんだろう。

この機会を逃したら次こそ本当にもうない!


無地の茶色の鴨が一番気に入ったので、連れて帰ってきた。

f:id:urimajiro_o:20150503023837j:plain

鴨は、木のいい匂いがする。
飛ぶときのふわりとした感じがとてもいい。