まじろ帖

日々のこと。

冷凍庫のツナれんこん

時々、仕事の関係で小田急線に乗る。

小田急沿線の駅にHOKUOというパン屋さんがあって、仕事前のおやつに、チョココロネとかドーナツ、桜蒸しパンなんかを買ったりする。

どれも美味しいけれど、正直どのパンを食べてもなんとなくみんな似た感じ。美味しければまぁいいかとその都度いろいろ買っていた、そんなある日。

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他のパンとは比べ物にならないパンに出会ってしまいました。




ツナれんこん。



これが青じそ風味でおいしい。止まらない。
なにこれ!(作りたい!そうしたら好きなだけ食べられる!)

こんなに美味しいのに、小田急線になかなか乗れない私はツナれんこんになかなか会えず、悲しんだ結果、ある木曜日に5個買って帰ってきて冷凍庫へ。

レンジで温めなおして食べると、外はちょっと固さが残るものの中身はほくほくで、とてもとても美味しかった。

本当に安心した。

でも、

とても好きなものが出来てしまうと、それが「ないこと、なくなるかもしれないこと」だけが不安で心配で、本来あった「とても好き」の気持ちを忘れそうになる。理由もわからず、ただ所有していることに安心して、扱いが雑になる。


敬意だ。ツナれんこんにもっと敬意を!

と思い付いたところで、これは何もツナれんこんだけに限った話ではないなぁと気づいた朝。

とりあえず冷凍庫のツナれんこんは大事に食べようと思った。